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大好きになった街、シアトル

by あいきた

シアトルにやってきた。バンクーバーからはバスで4時間ほどだ。一泊するのにわたしはバックパックひとつでやってきた。ひとりで。
外が明るくなるまで、「なんでひとりで来ちゃったんだろう」とずっと思っていたけれど、降り立ってみるとそこはすごく素敵な街で、わたしの足取りは軽かった。

知り合いに教えてもらったお店でブランチを食べようかと思ったが、そこは回転式のドアのおしゃれなお店。どう考えてもひとりで行くお店じゃなくて、泣く泣く諦めて有名なクラムチャウダーを食べに行った。

その後、Chihuly Garden and Glassとポップカルチャーミュージアム、スペースニードルに向かって歩いた。初めてのシアトルの街並みはわたしを飽きさせることなく、30分近くひとりで歩き続ける。道中カフェに寄ってドーナツを食べた。店員さんにおすすめを聞くとたくさん進められたので、結局ふたつも食べることに。カフェは壁一面が本棚になっていておしゃれ。

チフリーとポップカルチャーミュージアム。「シアトルって見るところそんなにないよ」と友人たちに言われて期待してなかったのに、想像を遥かに超えた世界に圧倒されっぱなしのわたし。
なによりも感動したのは、スペースニードルからの夜景だった。

宿泊先までの道中でStarbucks Reserve, Roasted and Tasting Roomに寄ってクリスマス限定のラテを頼んだ。違いのわからないわたしにも美味しく感じられたけれど、おかげで夜は全然眠れぬまま、また早朝のカフェに繰り出すことに。

3時間しか寝られずバスに乗るとうたた寝してしまいそうな状態で向かったのは少し離れたところにあるマイクロソフトのビジターセンター。
その後はまたダウンタウンのウォーターフロントまで戻ってきて、街並みを堪能しつつレストランで生牡蠣を食べ、パイクプレイスマーケットを散策した。

カフェでWi-Fiに繋がないと使えないiPhone、つたない英語、いきあたりばったりな性格。そんなわたしにもシアトルはあたたかくて、人は優しかった。
誰か一緒にいてくれたら、もっと楽しいのに。そう思うことは山のようにあるけれど、気まぐれだからひとりでいるのも向いてるんだろう。逞しくなったなと思った2016年の年末。

大好きな街が、またひとつ増えた。


あいきた
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